競艇の売上ってどれくらいなのか?どうしてそんなに人気なのかも解説!

未分類

日本の公営競技には、競輪、競馬、競艇、オートレースがあります。どの競技も魅力的なスポーツばかりですが、ここ近年人気なのは競艇です。売上はピーク時よりは下がっているものの、比較的好調を維持し続けています。そこで今回は、競艇の売上ってどれくらいあって、どうしてそんなに人気なのか?について詳しく解説していきます。

競艇の売上はどれくらいあるのか?

 

2020年の競艇の総売り上げは「1兆9,014億8,760万2,100円」で、利用した人数は「3億5,033万7,951人」でした。競艇の売上はなんと、2兆円弱もあるのです。ちなみに過去5年間の売上を見ていきましょう。

・2016年 1兆875億3,411万6,500円
・2017年 1兆2,063億6,086万7,100円
・2018年 1兆3,727億9,264万700円
・2019年 1兆5,342億1,092万3,600円(前年比 約112%)
・2020年 1兆9,014億8,760万2,100円(前年比 約123%)

なんと、競艇の売上はここ数年どんどん伸びる傾向にあるのです。ちなみに2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、緊急事態宣言が発令された年なので、この年でも伸び続けていることは驚異的でしょう。

さらに、過去の売上順位を見てみましょう。

・【第1位】 1991年 2兆2,200億1,044万5,800円
・【第2位】 1990年 2兆1,499億4,601万6,700円
・【第3位】 1992年 2兆1,288億9,723万2,500円
・【第4位】 1993年 1兆9,984億8,715万3,400円
・【第5位】 2020年 1兆9,014億8,760万2,100円

1990年代のバブル期にはなんと2兆円を超える売上をたたき出していたのです。その後段々と勢いは落ち着いてきますが、なんと2020年には不死鳥のように売上がU字回復します。

このままいくと、過去開口売上更新される可能性もあるでしょう。今非常に人気が高い公営競技だということが、ご理解いただけたでしょうか?

競艇の売上って誰のところへ行くの?

 

競艇でここまで大きな売上が確保されると、気になるのは「売上金の行先」です。一体どこに行くのでしょうか?配分はこのように法律で決められています。

・払い戻し75%
・日本財団 約2.7%
・モーターボート競走会 1.3%
・地方公共団体金融機構 0.2%
・残り20.8% レーサーへの賞金、管理費、施設費、人件費などの実費
・全てを差し引いた残りが、利益計上されている

競艇を長期間継続し続けると、払い戻しの額は大体75%に近づいていくと言われていますが、その根拠は「払い戻し 75%」と法律で決められているためです。

凹凸はありますが、おおよそ75%で落ち着くでしょう。ちなみに、日本財団へは、毎年400億円から500億円程度流入していることになります。かなりの収入だと言えるでしょう。

競艇場に行く人が減っても売上があったり、人気が高いのはどうして?

前述した通り、2020年のコロナ禍ですら競艇の売上は回復途上にあります。それはどうしてでしょうか?いくつかの要因を挙げてみました。

①テレボートなどのネット投票が広がりつつある

1つ目の要因は、DX化にきちんと対応できているという点です。競艇では公式のHPから「テレボート」というネット投票を行える仕組みを構築しています。

対応できる銀行口座を持っていて、インターネット環境さえ整っていれば、誰でも簡単に自宅に居ながら舟券を買う事が出来るように整備されているのです。スマホからの投票も出来るので、現代のDX化に完全対応していると言えるでしょう。

②他の公営競技よりも当たりやすい

2つ目の要因は、他の公営競技よりも当たりやすいという点でしょう。競馬であれば4896組の組み合わせ、競輪であれば、504組の組み合わせがあります。一方で競艇では120組の組み合わせしかありません。つまり、初心者でも当てやすいのが競艇の魅力なのです。ギャンブル初心者の方が最初に手を付けやすいと言えるでしょう。

③女子選手やスター選手がいること

競艇の選手には、まるでアイドルの様な女性選手や、イケメンのスター選手が沢山います。このことも、近年の競艇人気を牽引する一つの理由だと見られています。

これらの選手は、自らSNSを活用したり、YouTubeを活用したりしながら、競艇の魅力を発信し続けています。現代人はスマホを持っていて、これらのSNSを見る機会は増えているため、競艇をアピールするのにはうってつけなのです。

さらに、舟券もスマホから買えるため、投票までが非常にスムーズな事も要因でしょう。

競艇が今後もっと売上を上げる為にどんな事が出来るのか?

 

では、今後競艇がさらに売上を伸ばすためにはどんな施策があるでしょうか?現状行われていることも多いですが、いくつかまとめてみました。

①ファンサービスやイベントなどで認知度を高める

競艇の売上を伸ばす施策1つ目は「ファンサービスやイベントなどの充実」です。こちらは、何年も昔から継続的に行われている事ですが、ファンへのサービスイベントを定期的に行う事で、売上を伸ばすことに繋がるでしょう。

特に、きれいな女子選手やイケメンレーサーが参加するイベントをきかっけに、競艇にドはまりするギャンブラーも多いはずです。コロナ禍のように直接のイベントが難しい場合には、ライブ動画イベントなども面白い企画かもしれません。

②テレボートなどのネット投票を誰でも簡単に行えるようにする

競艇の売上を伸ばす施策2つ目は「インターネットの投票をさらに分かりやすく改善する」です。テレボートでの投票は以前のシステムと比べて、格段に分かりやすくアップデートされています。しかし、さらに誰でもわかりやすくシステム改善を行う事で、もっと多くの舟券販売に繋がるかもしれません。

現状では、スマホアプリが使いにくいという声も耳にする為、その辺りの改善が出来ればもっと売上は上がるのではないでしょうか?

③幅広い時間帯でレースを開催し続ける

競艇の売上を伸ばす施策3つ目は「幅広い時間帯にレースを開催し続けること」です。現状でも、モーニングレース、デイレース、ナイター、などの様々な時間帯にレースは開催されていますが、これを継続して行う事で、さらに売上確保に繋がりやすいでしょう。やはり、ライブで参加出来た方が、多くの方を興奮させやすいはずです。

④YouTube及び各SNSなどを使った宣伝

競艇の売上を伸ばす施策4つ目は「YouTube及び各SNSなどを使った宣伝」です。こちらも、かなりの選手が宣伝を行っているため、現状でも広がりつつあります。さらにいうと、ライブ機能などを使って、選手のオフの様子などを配信することも徐々に増えていけば、更なる売上アップも見込めるでしょう。

⑤スター選手の育成

競艇の売上を伸ばす施策5つ目は「スター選手の育成」です。競艇に対するイメージを上げたり、SNSなどでの配信を行っていけば、競艇に興味を持って若者を集めやすくなります。少しでも多くの若い選手を集めることで、その中から将来有望なスター選手を育成することも出来るはずです。スター選手が育ち、さらに有望な選手を集めることで、競艇自体の売上底上げに繋がるのではないでしょうか?

⑥健全性のアピール

競艇の売上を伸ばす施策6つ目は「健全性のアピール」です。ギャンブルというと、反社会勢力などと繋がっているのでは?と怖がる人も少なからずいます。そういった方々に対し、健全性をしっかりアピールすることで、更なるファン獲得に繋がりそうです。

競艇の売上ってどれくらいなのか?どうしてそんなに人気なのかも解説!のまとめ

というわけで、今回は競艇の売上はどれくらいなのか?どうしてそんなに人気なのか?について詳しく解説してきました。今話題沸騰中の競艇ですが、今後も更なる伸びしろがあることが、ご理解いただけたのではないでしょうか?恐らく、競艇の売上はまだまだ伸び続けます。あなたも早速競艇に参加して、一儲けしてみられてはいかがでしょうか?

コメント

タイトルとURLをコピーしました