競艇のグランプリとは?競艇のグレードにはどんな物があるのか?徹底紹介!

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競艇のレースの中でボートレーサーであれば誰もが出場したがるのが、グランプリというレースです。正しい名称は「賞金王決定戦」と呼ばれ、1年に1度しか開催されないレースになります。今回の記事では、グランプリとはどんなレースで、どんな仕組みで開催されるのか?について、詳しく解説していきます。

競艇にはどんなレースのグレードがあるのか?

 

一口に競艇のレースと言っても、様々なグレードのレースが存在します。しかも、レースごとに貰える賞金額も異なるので、どのレーサーも常に上位グレードのレースに出場できるよう、日々自己研鑽を行っているのです。では、一体どんなグレードがあるのか、ご紹介していきます。

①SG

競艇で最もグレードの高いレースは「SG」です。「スペシャルグレード」の略語で、今回のテーマであるグランプリもこのグレードに入ります。最高獲得賞金額は1億円で、年末に開催される「グランプリ」で優勝をしたレーサーに送られる賞金です。SGで貰える賞金は、その他のレースでも2,500万円程度で、以下のグレードよりも多くの賞金を貰えるレースばかりになります。

「グランプリ」「ボートレースクラシック」「ボートレースオールスター」「ボーレースメモリアル」「ボートレースダービー」は5大SGと呼ばれ、このSGで優勝するとグランデ5と呼ばれるようになります。グランデ5になると、3億円相当の金のインゴットが贈呈されるのです。

下位グレードで優勝を続けている選手しかSGには参加できず、グランプリに出場できるのは競艇1,600名の選手の内、わずか18名だけなのです。

②G1

SGのすぐ下のグレードに位置するのがG1です。G1では、優勝賞金が450万円から1,000万円程度となっています。年間に35回程度開催され、選手の級別でもA1という最も上の級別に属している選手しか参加することは出来ません。下位のレースで常に勝ち続けている選手のみが、このグレードに参加します。

③G2

G1の下のグレードは、G2です。レディースチャレンジカップ、秩父宮紀杯、MB大賞など年間で8回のレースが開かれます。G2も上位の級別に属している選手しか参加することが出来ず、G2とG1で優勝賞金を獲得し続けなければ、SGには出場する機会は与えられないのです。

④G3

G3には「オールレディース」「マスターズリーグ」「イースタンヤング」「ウエスタンヤング」及び、企業杯があります。年間に30回程度開催されていて、企業杯では、優勝賞金と共にスポンサー企業から独自の商品を受け取ることが出来ます。企業杯以外のG3で優勝をした選手が、上位のG2、G1レースに優先的に出場できるようになります。優勝賞金額はおおよそ100万円程度です。

⑤一般戦

ここまでご紹介したグレード以外のレースは全て「一般戦」の部類に入ります。一年中を通して毎日開催されているレースで、全ての選手が出場可能になっています。重量級選手権、スタート野郎決定戦、男女W優勝戦などなど、様々な企画もあるレースで、スポーツ新聞が企画しているレースもあります。

優勝賞金は64万円から100万円程度で、地元選手が集まる、「正月」「ゴールデンウィーク」「お盆」のタイトル戦で優勝すると賞金150万円が手に入ります。一般の選手はこのグレードで優勝を目指して頑張り、級別を少しでも上げられるように切磋琢磨しています。

競艇のグランプリとはどれだけ特別なレースなのか?

 

SGの中でも最重要なレースが、グランプリです。競艇選手は1,600名程度いますが、どの選手も年に1度だけ開催されるこの「グランプリ」への出場を目指して、日々レースに挑んでいるのです。グランプリへの出場は、その年の「獲得賞金額」で決められ、上位18名の選手のみが12月に行われる「グランプリ」への出場権を得られるのです。

単純に賞金金額のみなので、選考期間ぎりぎりのレースでは、実力あるレーサーたちの末期勝負駆けのような白熱したバトルも見ることが可能です。

級別で選手は分けられている

前述した、グレードの中に「級別」というランクで選手は分けられていると記述しました。選手は「A1」「A2」「B1」「B2」の級別で分けられます。全て「勝率」で分けられ、上位の20%が「A1」に入りA1を除いた選手の上位20%が「A2」。

新人レーサーや出走回数不足のレーサーがB2になって、その他の一般レーサーは「B1」という級別に属します。級別がA1になり続けなければ、SGに出場することはできないため、全てのレーサーは、常に勝利を収められるように、勝率アップに研鑽し続けます。

競艇のグランプリの日程とは?

 

1年に1度、上位18名のレーサーだけで開催される「グランプリ」とは一体どんな日程で行われるのでしょうか?簡単に解説します。グランプリは6日間に分けて行われますが、3つの区分に大きく分けられるため、それぞれ見ていきましょう。

①トライアル1

まず、1日から2日目にかけて行われるのが、トライアル1です。ここでは18名の選手の内、7位から18位の選手が各2レースを行います。このレースで上位6名はトライアル2に進みます。下位6名の選手は、3日目に合流となります。

②トライアル2

トライアル2では、賞金獲得額上位6位までの選手と、トライアル1で上位6位までに入った選手が合流し、3レースを戦います。トライアル2は3日から5日目までの期間に行われ、上位6位に入った選手のみが、最終的な賞金王決定戦に出場できます。

③賞金王決定戦

最終的な上位6位の選手による、1年で1番ハイレベルなレースが最終日に行われます。ここで1着になった選手は賞金1億円を受け取ることが出来、「賞金王」にみごと輝くことになるのです。ここまでのレースとはけた違いの賞金を受け取ることが出来るので、どの選手も1位を目指して頑張ります。

また、同日にはトライアル2で7位以下になった選手で順位決定戦も行われ、晴れて年間の1位から18位までが決定する運びとなります。

どんな選手がグランプリで優勝しているのか?

 

グランプリで優勝する選手は、「名選手」と呼ばれる選手ばかりです。ご覧いただいたように、グランプリ出場までも勝ち続け、さらにグランプリ開催期間中にも何度も勝ち続けなければ、真の賞金王にはなれません。過去、どんな選手が優勝しているのか見てみましょう。

・第35回2020年【平和島】 峰 竜太 (1号艇)
・第34回2019年【住之江】 石野 貴之(1号艇)
・第33回2018年【住之江】 峰 竜太 (1号艇)
・第32回2017年【住之江】 桐生 順平 (1号艇)
・第31回2016年【住之江】 瓜生 正義 (1号艇)
・第30回2015年【住之江】 山崎 智也 (1号艇)
・第29回 2014年【平和島】 茅原 悠紀 (6号艇)
・第28回 2013年【住之江】 池田 浩二 (1号艇)
・第27回 2012年【住之江】 山崎 智也 (4号艇)
・第26回 2011年【住之江】 池田 浩二 (1号艇)
・第25回 2010年【住之江】 中島 孝平 (2号艇)

このように、どの選手もいわゆる「名選手」と呼ばれる選手ばかりで、相当な努力をしている選手ばかりだと言えるでしょう。

競艇のグランプリとは?競艇のグレードにはどんな物があるのか?のまとめ

というわけで、今回は競艇のグランプリとは?競艇のレースのグレードとは?などについて詳しく解説してきました。かなり細かく分けられていて、グランプリに出場するような選手は、年間を通してずっと活躍し続けた選手なのだということが、よくお分かりいただけたと思います。グランプリでは、高額配当も出ることがあるため、是非とも見逃さないよう、積極的に参加していきましょう。

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